ぐちゃぐちゃ雑感

出会いがあれば別れがあって、そしてその逆もまた。いろんなことがあるもんだ人生。

 

もっと文章にぶつからなければならない。僕の中の僕と、僕とで喧嘩しなくてはならない。くだらないことにいらついている場合ではない。邪魔をしないでほしい。そして自分も本気にならなければならない。いや、本気になる。もっとしっかり言葉を吐き出して、受け止めて、考えて、魂をぶつけて。何かやるときにはいつも見えない壁のようなものに遮られて、それを良い感じでぶっ壊せたときに自分の芸術は完成する。今だってきっとそうさ。もっと自分であるように。そうすればむかついてかなしんでよろこんで見えるはず。

 

すごくいろいろ逆境なはずなのにすごく楽しい。逆境を楽しめている。挑んでくるもの協調してくれるもの、全部ぜんぶ愛しくてたまらない。そんな様子を見て友達は何もやってなくても薬をやっているみたいだと笑った。そうね、確かにそのとおりね。アングラを行く僕だけど薬に手を出していないのはそのせいかもしれない。あるいはお酒が好きすぎて、ずっと好きなお酒を飲み続けたいせいかもしれない。

 

オカルトはてっきり嫌いになってしまった最近だけども、憑き物みたいな力はやっぱりあるような気がしてならない。虫の知らせというけれどおばあちゃんが危篤のときはそわそわしてたまらなくて、普段より親に頻繁に連絡をとったし、死んだ時はすべての予定が丁度よく都合がついて帰省できたし。東京はすごく合う土地だけど、何もない状態だったらこなくて、引き寄せられた気がする。最近気に入った居酒屋も縁というかそれに近しいものを感じる。全ては思い込みの一言で片付けられるけれども。しかし、それがあるとすれば友人が一人(+一人も死んでいるような気がしてならない)自殺で亡くした僕は相当その力を得ているような気がする。ライブをしていた僕は僕ではない何かで、降りてきたそれぞれによっての表現だった。ボーカルを食ってステージの中心にたまにいたのも、ボーカルには憑き物がなくて、僕には憑き物があったような気がする。他力本願、だし責任転嫁だ。結局売れなかったし、今創作をやめないのもそのせいに(あるいはそれによる宿命)としている。ふがいないけど。

 

馬鹿みたいだ。馬鹿みたいさ。恋の予感と同じように、ドキドキがやめられない。


バイタルサイン【live】 / クラムボン